2012年5月3日木曜日

いつの間にか5月となりましたね。

少し前に彦根城へ行って参りました。

天気は雨で桜は終わりがけでしたが、葉が沢山出ているおかげで

桜が色濃く眼に映り、雨雲の陰りに負けていませんでした。


目的は『ひこにゃん』に会うことでしたので、ゆるい気分でいったのですが、

その『ひこにゃん』が身に着けている元となった井伊家の甲冑をみて気合が入りました!


先日、甲冑を入荷したばかりでしたので、なんだか親近感がわきます。





彦根城博物館を周っていると突如、能楽堂がありビックリでした。一度、薪能とか見てみたいです!

能なんて観る機会がありませんが、能楽堂の周りにある白い玉砂利の心遣いが大好きなんです。


心遣いとはおかしいですが、今で言うレフ板のような効果があるそうで


舞台が美しく見える設計だそうです。【美】へのこだわり、意味があることに感動します。



また、写真のお庭にある梅の枝にも驚きでした!

空洞化し割れて、戸井のようになっている枝先から新しい芽が。なんて強い樹なんでしょうか。





玄宮園庭園からの彦根城、風がなく水面への映り込みが鏡のようでした。美しいです。



同じく玄宮園、立派な赤松ですが・・・何故か、応援団みたいに見えます。

「フレー、フレー!赤組!」 枝が、腕に見えて仕方ないです。 ごめんなさい。

そして、彦根城へいってすごく気になった 『松』 !!!

彦根の松といえば"いろは松"だとお思いでしょう。




いえいえ、逆さ枝というのでしようか・・・なんじゃコレ!

まず見ない枝の伸び方です。

あえて下に延びる様にしてあるとしか思えない剪定。そして、てっぺんが切られております。

申し訳ないですが、不細工に見えます。上の赤松もてっぺんが切られてるように見えます。

一体、何がおきたのでしよう!?

一瞬、剪定を失敗したのか、弱った松なのかと思いましたが、

なんと、この松の剪定と同じものが博物館の屏風にも描かれておりまして! 




・・・と、いうことは何か意味があるのだと!好奇心が沸きました。


入口の方に訪ねたところ、京都から庭師さんを呼んでいるという情報のみでした。


ネットで検索しましたが、いまいち判りません。お庭に詳しい方がいたら教えてください!






そんな彦根城は、世界遺産の登録をめざしているそうです。

では尚更、このようなこだわりの意味を知りたいものですね。

今度は、秋の紅葉で訪れたい場所でした。



絵画 骨董品 買取の北岡技芳堂

0 件のコメント:

コメントを投稿