何年かぶりに知合いのカフェへ行ってきました。
Dinig Kano 小さなお店ですが明るくて心地よい店です。
韓流ドラマ大好きのママさんがとてもパワフルなんです!
このお店の面白いところは、厨房の裏で珍しいものを造っていることです。
前から興味があったので、覗かせてもらいました!木の香りがする工房です。
さて、なんでしょう?
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正解は、宮大工さんです!
先日、会社で教えてもらったばかりの【厨子】もありました!
普段は無口に職人さんも、普通の子が【厨子】を知っているということで喜んで色々とお話してくださいました。
1つの事でも教えて頂くと言う事は、広がりが出来てありがたいことです!
最後は、こんな形になります。皆さんも、どこかで見たいことあるのではないでしようか。
広い意味では、お仏壇も厨子だそうです。
さて皆様、物を購入するときは外寸で注文しますよね?
【厨子】を造る時は、外寸が大して重視されず、扉の内側のサイズを聞いて造るそうです。
何故、内側なんですか?モノは、置き場所に困るので外寸が重要なのに。
答え:厨子は仏様のための箱であるため、重要なのは仏様であって箱ではないから。
仏様がちょうど入る扉のサイズが全ての基準になっており、他は大した事ではないそうです。
一般的な考えは、ともかく外側が肝心。ビルが何階建てだとか、何坪あるかなど。
全てが【モノ】化されている結果なのかもしれません!精神(内容)より外観に価値がある。
以前話題になった【見た目が9割】という本が言うように外観が大切な時代ですが、
大切に守らなければならないものが何か・・・心の整理をさせてもらえるお話が聴けました。
深い話のあとに扉一枚をあけると明るいカフェの空間。
美味しいパスタとケーキを頂き、日本文化のあれこれを考えるきっかけとなりました!
絵画 骨董品 買取の北岡技芳堂