2012年9月5日水曜日

夏と硝子② 七宝・エマイユ



ところで、エマイユってなんだろう?と単純な疑問。答えは、七宝でした。
さて、今回の企画展はエマイユジュエリーと、尾張七宝。
西洋のエマイユと東洋七宝の技術を駆使した美術品が並んでおり、
常設展のアールヌーボー家具、ガレの硝子と合わせて見ることで20世紀初頭の雰囲気が伝わってきます。

初め、ポスターのアールヌーボーのジュエリーを楽しみに出かけましたが、
美術館へ行き感動したのは【尾張七宝】でした。
ちょっと古いイメージのある七宝ですが、細かな柄はびっくりする技術です。
また、図案の絵がすごく細密で美しかったです。
西洋の写実技術と違い、東洋は奥行きの無い絵というイメージでしたが、
反対に細かくてごまかしのない線は、西洋では出来ない表現と誇りを感じました。
(もちろん、西洋の優雅なエマイユも魅力的でした!)

お店が名古屋(大須)にあることで、七宝作品はよく取り扱います。
名古屋から近くに【あま市】という地域が七宝の町ということで、ご縁があるようです。
機会があればあま市七宝焼アートヴィレッジへ行ってみたいですね! 


絵画 骨董品 買取の北岡技芳堂

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